滑り方:1

初めてスキー場でボードをつけたら、転び方や止まり方、リフトの乗り方など、スノーボードの派手なイメージとは程遠い、地味な練習を続けることが大切です。
地味といっても、スノーボードの基本中の基本ですから、最初からカッコ良く滑ろうとせずに、焦らずゆっくりと基本を身につけましょう。
これらの基本が身についてから、初めて「滑る」練習に移ります。
まずは、エッジの感覚を身につけましょう。
サイドスリップと言いますが、ボードを進行方向に対して直角、つまり、横にして滑るのです。
ボードに乗って正面を向いて降りてくる練習です。
エッジを雪面に食い込ませていると、エッジが利いていて前に進みません。
言い換えれば、これで止まれるということです。
エッジを浮かして見ると、ちゃんと進みます。
最初のうちはバランスを取ることで精一杯かもしれませんが、できるだけ足の裏に神経を集中させてエッジの浮き沈みを感じてください。
慣れてくると、サイドスリップでも斜面をスムーズに降りてくることができて、スノーボードの楽しさを少しずつ実感することができるでしょう。
ちなみに、エッジはつま先側とかかと側の両側に存在します。
僕が今お話したサイドスリップはかかと側のエッジを利かせる練習です。
進行方向にからだが向いていますから、つま先を浮かせることで、かかと側のエッジを利かせることができるというわけです。
では、つま先側のエッジを感じるにはどうすればよいか。
それは、斜面に対して背を向けて立つのです。
バインディングを装着したら、まずは背中側にゴロンと転がります。
背中で上手に向きを変えて立つと、山の方を向いて立つことができます。
リラックスした姿勢で立ち、両足のかかとをバランスよく沈めていくと、ボードが下がり始めます。
止まる時は、つま先側に重心を移します。
背中から転ぶのが怖いと思いますが、そんなにスピードも出ませんし、すぐに慣れるので大丈夫です。
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